wolfSSL Japan 合同会社

【フルリモート】学校の教科書を超えろ。実ビジネス直結のセキュリティ製品開発

【フルリモート】学校の教科書を超えろ。実ビジネス直結のセキュリティ製品開発

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wolfSSL Japan  合同会社インターン情報

世界中の製品を支えるセキュリティソフトウェアを、一緒につくりましょう

1. 会社紹介

wolfSSLは、世界中のエンジニアがリモートで協力しながら製品開発を行う、小規模で専門性の高いソフトウェア企業です。 2004年の創業以来、オープンソースソフトウェアとして世界中の開発者とともに成長してきました。現在では2,000社を超える企業に採用され、自動車、医療機器、産業機器、航空宇宙、IoT機器など、世界中のさまざまな製品で利用されています。

私たちが目指しているのは、単に最新技術を追いかけることではありません。世界中のお客様に長期間安心して使い続けていただける、高品質なソフトウェアを作り続けることです。wolfSSLには、コードの品質にこだわり、細部まで丁寧に作り込む「職人エンジニア」の文化が創業以来受け継がれています。

私たちは、一緒に学び、成長しながら、長くソフトウェアづくりに取り組んでくれる仲間を歓迎します。

2. インターンで何をするのか?

実際のwolfSSL開発チームの一員として、世界中で使われるオープンソースソフトウェアの開発に参加していただきます。主な業務内容は以下の通りです。

  • Linux環境におけるC言語プログラミング
  • セキュリティプロトコルや暗号技術、組み込みシステムに関する実装
  • GitHubを利用したコード開発とレビュー
  • Pull Requestの作成、および世界中のエンジニアとのコードレビュー・議論を通じたコードの改善
  • CI(Continuous Integration)による自動テスト
  • さまざまなOS、CPU、コンパイラの組み合わせにおける動作確認と品質維持
  • 段階的な開発タスクへの挑戦
  • 初期段階でのテスト、サンプルコード作成、ドキュメント整備、バグ修正
  • 経験に応じた、機能改善や高度な暗号アルゴリズム実装へのステップアップ

※日本人の先輩エンジニアがメンターとなり、開発の進め方などを日本語でサポートしますので、安心してスタートできます。

3. インターンで学べること・得られる経験

学校の演習や個人開発のレベルを超えた、世界基準の品質管理や開発ワークフローを実践を通して身につけることができます。

  • 世界基準の品質管理と開発ワークフローの習得
  • GitHubでのレビューやCIによる自動テストを通じ、「動くプログラム」ではなく「安心して長く使われる製品」を開発するためのプロフェッショナルな視点が身につきます。
  • 最先端の組み込みセキュリティ技術の実践
  • 暗号ライブラリの基礎だけでなく、セキュアブート、ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)、耐量子計算機暗号(PQC)など、現代のデバイスセキュリティを支える幅広い技術に触れられます。
  • グローバルな技術コミュニケーション経験
  • 海外エンジニアとのGitHub上でのレビューや技術的な議論を通じて、英語による実践的な開発コミュニケーションを体感できます。
  • 自分が書いたコードが世界中の製品に組み込まれる達成感
  • 開発したコードが実際の製品に採用され、世界中の企業や開発者に利用されるという、オープンソース開発ならではの貴重な経験が得られます。

4. インターン採用プロセス

  • ステップ1:応募・サンプルプログラム提出
  • COMPUSのプロフィール情報とあわせて、CまたはC++で作成したサンプルプログラムをご提出ください(GitHubのURLなど、コードが参照できる形)。
  • ※内容は自由です。完成度よりも「どのようなことに興味を持ち、どう考えてプログラムを書いているか」を重視します。
  • ステップ2:オンラインでのやり取り・インタビュー
  • メッセージ機能での確認後、方向性が合えばwolfSSLエンジニアとのオンラインインタビューに進みます。
  • ステップ3:有給トライアルプロジェクト
  • 2週間から1か月程度、実際の開発環境やチームの雰囲気を体験していただくための有給トライアル期間を設けています。
  • ステップ4:正式プロジェクト開始
  • お互いに継続を希望した場合、正式なインターンシップとして本格的な製品開発に参加していただきます。

5. なぜ今、製品セキュリティなのか?

あらゆる機器がインターネットにつながる時代になりました。パソコンやスマートフォンだけでなく、自動車、医療機器、工場の制御装置、ロボット、エネルギー設備など、私たちの身の回りにはネットワークにつながる機器があふれています。これらの機器は便利なサービスを提供する一方で、ひとたびセキュリティに問題があれば、社会インフラや人々の暮らしに大きな影響を与える可能性があります。

だからこそ今、製品そのものに組み込まれるセキュリティソフトウェアの重要性が、これまでになく高まっています。

ネットワーク監視やクラウドの設定管理とは異なり、wolfSSLが取り組んでいるのは、安全な通信や暗号処理を実現する「ソフトウェアそのもの」を開発する、さらに土台となる世界です。

wolfSSLの開発スタイルは、国籍や肩書きよりも「コードそのもの」が評価されます。日本で書かれたコードがアメリカでレビューされ、ヨーロッパのエンジニアが改善案を提案し、オーストラリアでテストされる。そんな環境で、世界共通の言語であるソースコードを磨き、本当に使われるオープンソースソフトウェアを一緒に育てていきませんか?

ここで得られるプロフェッショナルなソフトウェア開発の考え方と経験は、将来どの分野に進んでも大きな財産になるはずです。

インターン生の声

学部〜大学院 情報工学専攻 Mさん

自己紹介・参加のきっかけ

取り組む内容が自らの専攻領域(ネットワーク、セキュリティ)やスキルセット(C言語、英語)とマッチしており、この環境であればさらに伸ばすことができると感じたためです。プログラミングやネットワークプロトコルの基礎知識は高専で学び、応募当時のTOEICスコアは690点でした。

取り組んだ業務・プロジェクト

大きく、開発・翻訳・広報の3つに分けられます。

まず開発ですが、直近ではwolfSSL C#ラッパーの耐量子暗号アルゴリズム対応に取り組みました。その他wolfSSL製品のサポートに使用する検証ツールやサンプルプログラムの開発、製品挙動の解析も行っています。基本的にはC言語を用いてMac上で開発していましたが、状況に応じてPython/Java/C#/JavaScript・Linux/Windows/ベアメタル環境も使用しました。並行して、標準化動向、最新の攻撃/防御手法のサーベイ、レポートも行いました。

次に翻訳です。グローバルチームが日々更新を重ねるドキュメントやブログ記事の翻訳に取り組みました。効率を上げるために、GASでRSS情報を解析して自動で優先度づけを行うツールを開発したり、記事タイトルからOGP画像を自動生成するツールを作ってCloud Runで走らせたり、テクニカルな要素も多分に含んでいます。

最後に広報です。公式サイトの更新作業の効率を上げるWordPressプラグインの開発から、SNS運用、ウェビナーアーカイブの整備など、興味範囲に応じて手広く携わらせていただきました。

学んだこと・成長したこと

まず第一に挙げたいのは技術知識・スキルの拡充です。採用当時はせいぜいソケット通信APIを使用したアプリケーションを少し書ける程度だったのですが、最新情勢を俯瞰して自力でRFC Draft(I-D)やライブラリ実装を読み込み、仕組みや構造を理解できるようになりました。昨今EUのCRAや米国大統領令、日本では厚労省による指針などで注目されているセキュアブート・耐量子暗号への理解をライブラリ実装レベルまで深められたことも嬉しいポイントです。

次点で、世界中のメンバーとフルリモートで協働する素晴らしさ・難しさが挙げられます。日本法人採用でしたが、実際にはSlack/メール/GitHub/Zoomなどを駆使して世界各国の狼たちと肩を並べてお仕事をさせていただきました。あらゆる領域のプロフェッショナルにいつでも気軽に質問・協力を依頼できる環境は、まさに唯一無二だと感じます。しかし、時差や言語の壁などどうしても要所要所でオーバーヘッドが生じてしまう点は否めません。そのような中でも常に温かくサポートしてくださる日本チームのみなさまのおかげで、ここまで成長することができました。

手を動かして実装したり、国内外の展示会や国際会議にお邪魔したり、ときに日本と各国の商慣習の違いを学んだり、非常に密度の高い3年間でした。もし3年前に戻れるなら、もう一度応募して今度はより踏み込んだ内容にチャレンジしたいと思っています。

大学院 情報科学専攻 Yさん

自己紹介・参加のきっかけ

もともとネットワークやセキュリティ、特に暗号技術に興味がありました。卒業研究で、PQCを組み込んだTLSの実装調査を行うためにwolfSSLを利用したことが、wolfSSLを知るきっかけでした。就職活動を進める中で、実際に利用したwolfSSLライブラリの開発に関わるインターンシップを見つけ、自分の知識や興味の方向性と合っていると感じたこと、また開発経験を積みたいと考えたことから応募しました。応募時点でのスキルは、大学で学んだ情報科学の基礎知識、実験を通じた実装経験、Linuxの基本操作、簡単なWebアプリケーション開発経験などでした。

取り組んだ業務・プロジェクト

インターンシップでは、主にwolfCLUの開発に携わりました。wolfCLUは、wolfSSLのライブラリをコマンドラインから利用するためのツールで、暗号化・復号、証明書生成などの処理を行うことができます。最初のトライアル期間では、RSAの公開鍵を読み込むためのフラグを追加する機能を担当しました。

比較的小さな機能追加から始まり、その後はPQC署名アルゴリズムであるDilithiumやXMSS/XMSS^MTの鍵生成・署名生成・検証機能の追加、さらにPQCハイブリッド署名方式であるX9.146への対応にも取り組みました。現在は、ML-DSAを用いたX.509証明書の生成をwolfCLUで行えるようにする機能追加に取り組んでいます。この機能はwolfCLUだけの改良では実現できず、wolfCryptに新たなAPIを追加し、wolfSSLライブラリ側でもML-DSAを扱えるように機能拡張を進めています。

開発では主にC言語を使用し、エラー箇所の特定にはGDBを活用しました。コード管理はGit/GitHubで行い、社員や他のインターン生とのコミュニケーションにはSlackやZoomを使用するなど、フルリモートでも開発しやすい環境が整っていました。

インターンシップ中に苦労したのは、追加・修正した機能がローカル環境では問題なく動作していても、GitHub Actions上のテストではエラーが出ることが多かった点です。一つの環境だけでなく複数の環境を想定してテストが行われているため、原因の切り分けや修正には苦労しましたが、その分wolfSSLの品質を支える仕組みの重要性も実感しました。また、一見小さな機能追加であっても、ライブラリの仕様や前提条件を深く理解していなければ正しく実装できず、周辺コードまで含めて理解する必要がありました。その過程で、コードを読むことが使われている技術の理解につながると実感でき、とても楽しい経験でした。

学んだこと・成長したこと

このインターンシップを通じて、暗号技術は理論だけで完結するものではなく、それを安全に利用できる形に落とし込むソフトウェア開発が必要不可欠だと感じました。また、個人開発とは異なり、多人数で開発・運用されているOSSをGitHub上で継続的に開発し、自分の書いたコードをエンジニアにレビューしてもらいながら改善していく流れも大きな学びでした。プロジェクトでは、ゴールを意識しながら、自分に足りない知識を調べ、タスクを整理して進める必要があり、自走して開発を進める力が身についたと感じています。

特に良かったのは、学生同士ではなく、実際のエンジニアの方々と一緒に開発できたことです。プロの視点で議論しながら進めることで、プロジェクトの本質的な課題に集中して取り組むことができました。また、実際に自分が作成した機能を使ってもらえる場面もあり、責任感と同時に大きなやりがいを感じました。

こんな方と一緒に働きたい

• 学校やテキストでは学べない、一歩上の技術スキル、プログラミングスキルを伸ばしたい方

• 英語より技術で勝負したい方

• 信頼を大切にし、リモートで業務を連携して進めることができる方

• リモート勤務でも自身を長期に成長させていきたいと考える方

自分で面白いことを見つけてガンガン突き進んでいく人が合っている職場なので、これやりたい、これやってみませんか?、これ作ってみたのですがどうですか?というような自発的に動ける方を歓迎します。

採用条件

• C言語の知見がある方

• 理系学生でなくてもOK

• 学年不問

• 海外からの勤務OK

必須条件

• 日本語でしっかりしたコミュニケーションが取れる方

• 信頼を大切にする方

• 長期にわたるプログラムへの参加の意思と見通しのある方

勤務地

• フルリモート。ただし、十分な通信環境とある程度集中して仕事ができる環境を確保できること。

• 東京近郊の方であれば、1ヶ月に1回程度会うことも可能です。展示会等に参加してもらう可能性もあります。

勤務時間帯

• 8:00~17:00(自分で一人でやれるようになれば時間帯は問わない)の範囲で週10~20時間(10時間以下でも応相談 ※長期休暇中は20時間以上でもOK)

• 立ち上がりは集中的に時間をとって話をしたいと考えています。

• 基本的に学生のスケジュールに合わせることが可能です。

• 慣れたら土日、夜でもOK

期間

• トライアルプロジェクト: 2週間から1ヶ月程度

• インターンプログラム:6ヶ月以上

給与

時給制

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