文系就職したい理系学生こそ長期インターンに参加した方がいい理由5選
辻将吾
2023年06月30日
理系の学部に進学したものの、大学生活を通じて文系就職を考えるようになった。でも、せっかく理系に進んだのに文系職に就くのはもったいない気がするし、後悔したくない。
そんな悩みを持つ理系学生も少なからずいるのではないでしょうか?
この記事を書いている私も、文系就職するか悩む理系学生の一人でした。
そんな私が、皆さんの悩みを解決するためにおすすめしたいのが文系職の長期インターンに参加することです。
「理系で長期インターンは忙しくて無理」
「未経験だから不安」
そう思った方も多いと思います。
そこで、本記事では以下の2点について紹介していきます。
- なぜ、文系就職を考えている理系学生が文系職の長期インターンに参加したほうがいいのか
- 多忙・未経験の理系学生が長期インターンに参加するにはどうすればいいのか
理系学生が文系職の長期インターンに参加して良かった点5つ
まずは、理系学生である私が文系職の長期インターンに参加して良かったと感じた点を5つ紹介していきます。私の実体験も踏まえたエピソードなども盛り込んでいけたらと思います。
1.ミスマッチを防げる
長期インターンに参加して良かったポイントの一つは、就職前に文系職を経験することで、職種のミスマッチを防げることです!
自分に合っていると思えばそのまま文系就職すればいいですし、何か違うなと感じたらまた別の選択肢を考えるきっかけになります。
就職する前に自分と職種の相性を知れることは大きなメリットになるでしょう。
2.適性のある文系職も多い
意外かもしれませんが、文系職でも理系の方が適性のある職種も多いです。
文系職の中には調査や分析を必要とする職種もあるため、日ごろから数字に慣れ親しみ、論理的思考力をもった理系学生は重宝されます。
特にマーケティング職は、数字を扱ったデータ分析・得られたデータから仮説を立てて検証するといった作業の繰り返しなので、理系学生には適性のある職種といえるでしょう。
実際に私もマーケティングインターンに参加していますが、やることの本質は日々の研究活動と同じだなと感じています。
3.視野が広がる
理系学生が文系インターンに参加することで、今までとは異なる視点で物事を見ることができます。
自分の専門分野以外の知識を身につければ、問題や課題に対して別の角度からアプローチできるため、解決策を考える能力が向上するでしょう。
さらに、異なる分野の人々の考え方や姿勢に触れることで、自分の中にある固定観念がなくなり、物事を客観的に見れるようになります。
長期インターンには意識の高い学生が多いので、日々刺激をもらっています。
4. ガクチカになる
就職白書2020(2020年6月11日発行)によると、大学生が長期インターンに参加する割合は3%と言われています。
そのため、長期インターンに参加すれば結果的にガクチカになることが多いです。
理系学生は文系職の専門知識が不足していることが多く、文系学生に比べて就職活動で不利になる可能性があります。
よって、理系学生にとって長期インターンでの実務経験は就活でのアピールポイントになるでしょう。
しかし、ガクチカのためだけに参加するのはあまりおすすめしません。
大切なのは、インターンに参加することではなく、何を学び行動したかです。
5.総合的なスキルが向上する
文系インターンに参加することで、総合的なスキルが向上します。
例えば、文章力やプレゼンテーションスキル、リサーチ力などのスキルですね。
これらのスキルは、研究での論文作成や学会発表など理系学生の日常にも大いに役立ちます。
私は、マーケティングインターンを通して文章力、リサーチ力が以前より上がったと実感しています。
理系学生が長期インターンに参加するためには?
理系学生が文系職の長期インターンに参加する際のデメリットとして主に以下の2点があります。
- 授業や研究で忙しく、インターンに参加できる時間がない
- 文系学生に比べて専門知識が不足している
そこで、このデメリットに対して有効な対策を2つ紹介します!
1.週1~2回OKのリモートインターンに応募
新型コロナウイルスが流行してから、インターンのオンライン化が進みました。
現在ではリモートの長期インターンも増えてきており、週1~2回のスキマ時間で勤務できる企業もあるため、多忙な理系学生でも参加することが可能です。
2.未経験者歓迎の求人に応募
文系職の長期インターンには、文系を含めたほとんどの学生が未経験で参加します。
そのため、文系インターンは未経験者OKの求人が多く掲載されており、専門知識が少ない理系学生でも採用される可能性は十分にあります。
私はマーケティング未経験どころかマーケティングの「マ」の字も知らないレベル...
しかし、そんな自分でも採用をいただけました!
少しでも興味があるなら参加した方がいい
ここまで文系就職に興味がある理系学生に向けて、長期インターンに参加して良かった点、参加する方法について紹介してきました。
理系学生にとって文系就職はハードルが高いです。
属している環境上、友人や先輩は理系の人が多くなりやすいため、「自分だけ理系学生が歩むレールから外れてしまう不安」、「文系就職して後悔するかもしれない不安」は多くの方が抱くと思います。
私もその不安が大きくて、文系職に興味はあったもののどうすればいいのかと悩んでいました。
そして、悩んだ末にたどり着いたのが長期インターン。
考えすぎて立ち止まってしまうくらいなら、実際に実務を経験した方が早いのではと思ったんです。
私は地方在住なんですが、フルリモートの求人もあったので「これだったら地方でもやれるかも」と、そこからはフットワークが軽くなり、気づいたら長期インターン生になってました。
長期インターンを知ってからは、半分勢いで動いていた節はありましたが、後悔は全くありません。むしろ参加して良かったなと本気で感じています。
私が一歩踏み出すかどうか悩んでいるときの判断基準にしている言葉があって、
「嫌だったらやらない、怖かったらやる」
誰の言葉か忘れてしまったのですが、この言葉に背中を押されたことが何度もありました!
ここまで読んでくださった皆さんも少しでも興味があるならば、参加してみてはいかがでしょうか!
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