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「インターン生から執行役員」その決断から見えた、向き合うことの温かさ。

2020/12/16

瀬戸内に転がる物語を発見し、表現していく物語創造カンパニーである株式会社コノテさん。そんなコノテさんで、インターン生が執行役員になりました。

この記事では、株式会社コノテCEOの山田邦明さんと執行役員になられた林田昂大さんへのインタビューをお届けします。


「インターン生から執行役員に」という珍しい選択をされたお二方の話を聞きながら、企業とインターン生の関わりしろについて考えてみませんか?


インタビュアー:株式会社COMPUS インターン生 西澤七海


Twitterを通して出会い、検証として始まったインターン

西澤:「インターン生から執行役員に」ということで、伺いたいお話がたくさんあります、本日はよろしくお願いいたします!

山田さん・林田さん:よろしくお願いします!

西澤:早速お二方の出会いから聞いていきたいと思います。コーチングをきっかけに出会ったとお聞きしたのですが…

林田さん:そうですね!もともと山田さんは知っていて、Twitterもフォローしていました。

山田さんがコーチングをしてくださるというツイートをたまたま見つけたんです。見つけた時にはもう遅くて、その枠が埋まってしまっていたんですよね(笑)「受けたかったな〜」という引用RTをしたら、反応をくださって。それが始まりでしたね。

◎出会いのきっかけになった引用リツイート


西澤:なるほど、枠が埋まっていた状況からのスタートだったんですね(笑)

林田さん:そうですそうです。それから1回受けさせてもらったんですけど、「1時間ってこんなにも密度が高まるんだ」ということを感じました。その後、山田さんに「毎月しませんか?」と言っていただいたんです。

山田さん:そうだったね。その時のりんだの感想ツイートのレベルが高かった。


西澤:そのくらい密度が高かったってことなんですね…!コーチングをする関係性から「一緒に働こう!」となったのはどうしてだったんでしょうか?

林田さん:1月から5月くらいまで、人生3回目の「死にたくなった時期」だったんです。人生で初めて、やる気が湧かないことを感じました。無気力症候群みたいな感じで、行動はしているけど、心も脳もあんまり動いていない感じでした。とはいえ、その時期を抜けなきゃという感覚はあったので何かしらの試行錯誤は続けていました。その結果を山田さんに聞いてもらっていたんです。


藤田:ちなみに、やる気が湧かないことの原因は何かあったんですか?

林田さん:1つは「大きな絵の喪失」だと思います。

藤田:大きな絵??

林田さん:「この絵を目指すぞ」と言っていた目標を失くしたんです。大学卒業が迫っているのに、これからのことが何も決まっていないことへの焦りもありましたね。それをそろそろ動かなきゃなと思ったのが5月末くらいでした。

その時に想定しているパターンを山田さんにぶつけたんですね。そのタイミングで山田さんに「インターンっていうパターンもある?」と提案していただいて。山田さんに「やらなかった1~2ヶ月よりやった1~2ヶ月の方がデータがたまる、解像度が上がるから」と言われたことに納得して始めました。


西澤:山田さんはなぜその時にインターンを提案されたんですか?

山田さん:多分理由は2つあったかな。

1つは、シンプルにりんだはできるんだろうなって思ってたから手伝ってもらいたかった(笑)

もう1つは仕事や会社軸ではなく、りんだ軸で考えた時に、このまま2ヶ月経つのはりんだにとって勿体無いと思ったから。やってみれば解像度が上がるので、意思決定の質が変わると思ったし、今悩んでいることが実は問題じゃなかったって気づく気がしていました。なので「じゃあうちでやってみようか」っていう提案をしました。


西澤:きっとその5月のタイミングでいろんな選択肢があったと思うんですけど、あえて長期インターンという選択をとったのは、山田さんとの出会いという要因が大きいのでしょうか?

林田さん:そうですね、それはやっぱり1番大きいですね。「誰と働くか」が大切なタイプな人間なので。加えて、自分にとって必要だと思える検証をすることが人生においての優先順位が高いからだと思います。この瞬間山田さんと働くこと、ここでやってみることがその検証に当てはまりました。

◎コロナ流行の関係でオンラインでのインタビューでした!


「全ての自分で創る」こと。

西澤:そういった悩みに変化はありましたか?

林田さん:別の悩みにすり替わった気がします。

西澤:別の悩みとは?

林田さん:山田さんに何を言っても「それ全ての自分で創ってないっしょ」っていうところに行き着くんです。それを言われるたびに「どういうこと?」ってなって(笑)それに悩んでた気がします。

僕が思っていた問題の根底には、「切り分け的な思考」や「全ての自分で創造することができてないこと」があると言われてたんです。わけわからんなって思いつつ、これを1回考えた方がいいらしい、という思考にスイッチしました。悩みの興味が移り変わった感じですね。


藤田:今出てきた「全ての自分で創造する」という言葉は、よく山田さんがおっしゃっていると思うのですが、どういう意味なのでしょうか…?

◎山田さんのnoteでも触れられていますhttps://note.com/kun1aki/n/n5faff06cf303

山田さん:難しいな。なんなんですかって聞かれると、なんなんでしょうって思っちゃいますね。悩む時ってあるじゃないですか。「生まれてきた意味はなんだろう」とか、「結局自分って何がやりたいんだろう」とか。

西澤:めっちゃありますね。

山田さん:僕もずっと悩んできたし、最初はもっとわかりやすい「有名になる!」「仕事で成功する!」「お金持ちになる!」みたいな、基準が明確にあるものを目指してきました。ある程度その目標に近づいた時に、なんかこれ違うなって思ったタイミングがあって。

そこからの僕は「好きなこと」「面白いこと」はあるはずだ、という思考で行動するようになっていたんです。でもそれをする中で、人はお金も時間も自由になった時、そうやって見つけた「好きなこと」「面白いこと」をやり尽くすと絶対に飽きるって確信を持ったんですよね。

じゃあそもそもなんで飽きるんだろうなって考えてみた。これって、シンプルに世の中っていうものを、自分とは別のものだって捉えてたからなんですよね。世界と自分が別のものである、と捉えているから、自分は世界に何かを取りに行ったり、世界から何かをゲットしてやろう、みたいな前提が作られてしまう。

だけど、そもそも考えてみると世界は当たり前に自分も含んで世界なんです。自分も世界の一部だし、言うなれば自分自身も世界である。そういう一は全、全は一という境地に至ったんです。

そうなってくると、僕ができること・やることって得る得ないとかじゃなかったんです。だって自分はその得る対象である世界の一部で、その中にいるから。

じゃあ自分ができることってなんだろう?と考えたら、僕という存在全てを使ってこの今いる世界に何かを生み出していくことだけだよなって。

これが全ての自分で創造していくってことなんです。


西澤:ありがとうございます。自分を含んだ世界であり、自分も世界である。そう考えると好きなことを見つける・面白いことを探すっていうのは、その世界にいないと考えるからこそですね…。

◎西澤的理解のイメージ

山田さんのnoteに度々出てくる言葉でありながら、どういうことなんだろう?と考えていたので非常に面白かったです。


「インターン生」という人はいない、だからそれぞれのメンバーと向き合う。

西澤:ここからは、実際に働き始めてからのことをお聞きしたいと思います。実際に働き始めてみて、コノテさん自体にどんな印象を持っていますか?

林田さん:う〜ん、持ってもらってるコノテの印象そのままだと思います。基本的に鬼優しいです。相手がどう受け取るかを考えてから話すことが多い。相手を考え、かつ仕事において何が重要かを考えてやりとりが行われている。

それに加えて、若い人の可能性を信じていることを感じますね。なんなら僕の方が対大学生で一緒に働きたいと思う人のハードルが高いと思います。本当に一人ひとりの可能性を信じているんだなということを感じましたね。


西澤:確かにそれはイメージ通りですね…!入社後、その環境でどんなお仕事をされてきたのでしょうか?

林田さん:実際にコノテに入ってからは、丸っと仕事をもらったという感じです。もちろん会議も一緒にするし、お金や知識のような出せるリソースを全部出すからOKR達成しよう!という感じでしたね。


西澤:本当にぼんって渡す感じですね笑 そうやって丸っと任せられることも含めて、働き方に関して働く前とあとでギャップを感じたことはありますか?

林田さん:ないですかね…。というよりも、「働き方」に関してすり合わせが行われたことがないかもしれません。

山田さん:逆にいうと、ずっとすり合わせ続けているかもしれないですね。

林田さん:確かにそうですね。一定ラインさえ超えていれば本当になんでもいいんだなっていうことは感じていますね(笑)


西澤:その丸っと任される、ということは具体的にどういった指示で降りてくるんでしょうか?

林田さん:OKRでいうとOだけ渡されて、KRから考えようねって感じでした。

※OKRとは…Objective and Key Resultの略語。達成すべき目標と、目標達成のための主要な成果という意味合い。


西澤:渡す側である山田さんはどういう意図を持って渡されておられたんですか?

山田さん:いいことを言いたいんですけど、僕が本当に得意じゃないっていうのはありますね。まずこれをしてみよう、できるようになったら次はこうしよう、みたいな指示の出し方もできることにはできますが…やらなくてもいいならしないです(笑)

もちろんそこは人を見てやっています。能力というよりも、その人にとっての良し悪しとタイミングを見て決めている感じですね。でもせっかくOKRを考えられるんだったら、りんだなりにOKRの進め方を考えて、自分の想像を超えて欲しいと思っていました。

やろうと思えば全部できるけど、その結果は僕以下にしかならないじゃないですか。それってつまらないんですよ。だから、僕以上になるようにしたい。そのためには、さっきみたいな渡し方になると思っています。


西澤:インターン生一人ひとりを見て、その人に合わせて変えているということですね。

山田さん:一応頑張ってます。めちゃくちゃライティングが得意な人は文章に特化できるようにした方がいいと思っているし、ある種カリスマ性を持っている子は、そのカリスマ性が活きるところにおきたいと思っている。


西澤:本当にその人自身がどこだったら1番力を発揮できるか、ということを考えているんですかね…?

山田さん:そうですね〜。

会社ってそもそもなんのためにあるんだろうって考えた時、みんなすぐにミッションとかに行ってしまうんです。ミッションより人の命は尊くない、みたいになってしまう。でも人を犠牲にしないと達成できないミッションって本当に正しいミッションやバリューなんだっけ?って思っているんです。僕は関わってくれる人の価値の最大化みたいな、その人の全部で創造できている状態を作りたいから。


西澤:ミッションやバリューよりも、その人の在り方を大切にしていることが伝わってきます。少し時系列的には戻ってしまうんですけど、そもそもインターン生と一緒に働くことを選んだのはどうしてだったんですか?

山田さん:実は創業の時からインターン生っているんです。

まず価値観でいうと、一番本質的価値と社会的価値にギャップがあるのは若い人だと思っています。同じ能力がある人がいても、一番ギャップがあるのは若い人なんですよね。その人たちが自分の「らしさ」みたいなものを全力で使える状態になることが望ましいし、自分としてもそれがいいと思っているんです。

もうちょっと実利的なことを言うと、そう言う人が自分と関わってくれるのって、社会的価値が認められていないからこそだと思っているんです。自分と同じ年齢の人だったら、同じ本質的価値を持っていても、会うことができないかもしれない。ただ年齢が若いだけで、一緒にするチャンスがあるのってありがたいなって思っています。

こういう理由でインターン生と働いていますね。


西澤:インターン生と働く理由を聞いた上で、どんな企業にインターン生と働くことをオススメするかお聞きしたいです。

山田さん:全ての企業にいた方がいいと思っています。インターン生に仕事がうまく渡せてない企業をどうにかしないといけないとも思っています。そういう会社はきっと新卒のマネジメントもできてないから…練習した方がいいって思ってますね(笑)

西澤:インターン生と働くことは新卒と働くことにも繋がるんですね…

山田さん:インターン生との関わりしろを持っているということが、企業としてしなやかで強い状態ですよ、ということを伝えたいですね。

◎終始温かい雰囲気が流れていました!


想像できる最悪と、想像できない上振れ。

西澤:今回のテーマにもなっている「インターン生から執行役員」ということについてお聞きしていきたいと思います。改めて、不安や考えることがあったと思うのですが、それに踏み切った理由や背景を教えていただきたいです。

山田さん:まず、わかりやすいメリットとして、珍しいケースだと言うことを取りに行きました。そのほうがいろんなチャンスを得られると思うので。

でも、結局りんだをこのタイミングで執行役員にした10年後と、このままインターン生でいてもらった10年後では、圧倒的に前者の方がりんだの伸び率がいいと思ったんです。その伸びに対して僕や会社側が負うリスクって、ある程度挽回可能なんですよ。りんだが転けても、めっちゃ悪いことをして会社がボロボロになったとしても、会社はなんとかなるんです。取り戻せるところのリスクがある程度見積もりが取れて、もうそこでアクセルを踏めるか踏めないかって言うところまで見えた。

最悪が見えないことが一番リスクじゃないですか。最悪が見えた上で、上振れがどこまで行くか見えなかった。りんだがどこまで伸びるか、人生がどこまで変わるかなんて見えなかった、だから決定しました。

それを基本的に、若い人みんなに対して思っているんです。

西澤:最悪のケースは想像できるけど、上振れはどこまでするかわからない、ということが見えたから踏み切ったと言うことですね。

山田さん:そうですね。もちろんその踏み切る形は人によって様々なんですけど、今回は執行役員というやり方でした。アイドルになる!みたいなインターン生がいたらそこでお金を貸す、みたいなことも一つのやり方。その時々にあっている方法を取るんですけど、今回は執行役員だったんです。

権限を渡すことと、りんだがここで執行役員をやったという経験ができるということ、そのポジションで人に会うことができるということを考えたときに、その渡し方が一番いいと思いました。


西澤:ありがとうございます。林田さんの方は、最初に山田さんの方から「執行役員に」と言われた時はどういった気持ちだったんでしょうか?

林田さん:入って1ヶ月たったくらいからそれらしきことは言われていたんです。傲慢なのかもしれませんが、僕が山田さんだったとして今の周辺状況を考えた時に、一人僕みたいな人がいるとめっちゃ便利だろうなとは思いましたね。


西澤:便利というのは…

林田さん:細かい仕事が得意なんですよね。発言の真意を想像しながらそれが全体感としてどういう判断につながるか、会社を主語にした時にどういった行動をとるべきか、を考えられます。全然力が足りないと思っている反面、自分の特性的にはコノテにとって便利だろうなと思っていました。

(本当に「おごっているわけではないんです…」と何度もおっしゃっていました(笑))


西澤:自分がそこのポジションに入ることで、うまくいくような想像ができたということですかね??

林田さん:そうですね〜うまくいくというよりは、山田さんが本来やりたくないところを絶妙にやっちゃえることがイメージできました。


西澤:気持ち面はどうでしたか?

林田さん:やっぱり「納得できるな〜」と言う気持ちが強かったかもしれません。僕が順当に成長したとしたら、山田さんが何かを思いついた時に実行しやすくなることが多そうだなと思いました。僕に向けてくれてる考えに対して思うこと以上に、経営を考えた時の納得感の方が大きかったですかね。


もちろん不安だらけだった。でも、正解にするだけだなと思った。

西澤:不安って、ありましたか?

林田さん:不安ありましたよ!不安だらけ!全然不安だらけでした。事象としては納得できる、だけど気持ちとしての不安はありました。

でも、執行役員できるかな?と言うことはあまり考えていなかったかもしれません。山田さんが提案してくださっている時点で、現時点ではクリアしている、もしくは未来の成長率を考えた時にクリアしていないと言わないと思ったので。

ただ、山田さんのnoteを読みながら、流石にもうちょっとしっかりしないとやばいなと思っています。

じゃあ何を心配していたかと言うと、1つ目は今後の能力的に大丈夫かな?と言うことですね。ただそれは、「20代はスキルを追え」と言う流れに拘泥しすぎないでいいのかなと思えたことで解消されました。


西澤:なるほど…、1つ目と言うことは2つ目もありますか?

林田さん:2つ目は、自分が今まで関わってきた人たちに理解されないだろうなと言うことです。

例えば、教授やいろんな教育の関係の方々と「イノベーションを起こせ」「教育を変えよう」って一緒に活動してきました。でも、僕がこれからやることってある種狭い世界をきちんと満たすって言う密度高く狭い範囲からしっかり着実にやると言うことなんだと思っているんですよね。それが理解されないだろうなと思いました。

3つ目として、3年後くらいを軸においても不安がありました。きっと今周りにいる子達と全然違う道を歩むな、と感じたので。今仲良くしている子達と5年後、10年後、一緒に仕事ができるのかっていう不安ですね。

捨てられるんじゃないか、誰の役にも立てない状況にならないか、と言う不安はすごく強いですね。


西澤:現段階でどのくらいその不安は解消できたんでしょうか?

林田さん:わからないけど、とりあえず正解にしてみようと思えるくらいにはなりつつあると言う感じですね。


西澤:その仮決めは一旦どのように決断されたんでしょうか?

林田さん:スキルに関しては、2個あります。

これだけスキルが重視されている世の中で、若いうちからど直球に「あり方」について考えている人っては少ないなと思っていて。「あり方を軸に全ての意思決定をする」って言うことを今のうちからやっている人の話を、僕だったら話を聞きたいなって思ったんです。そう考えるということは、多分それが僕の生きたい生き方に近いんだと思うんです。希少価値もあることを含んで、それが1つ目の理由ですね。

もう1つは、結局就職しようが何をしようが、その時点で全力を尽くしているかに尽きるんじゃないかと思ったことです。機会に立っているか、その機会に立ち続けているかどうかが大切なんです。

情報も知識もコモディティ化している中で、自分でその情報を取りに行ってどう表出する現場にいるか、だけかなと思っていて。今例えばコノテの働き方で見てみても、ある程度のお金が用意されていて、案件があって、と言う中でそれをいかに表出していくかを試す機会が常にあふれているんです。勉強をしたらそれを瞬時にアウトプットする場がここにある。メンターもいるし、学ぶ環境もある中で、あとは自分がこの瞬間で作れるものを最大化することでしかないのかもなって思ったんです。

これを繰り返せば大丈夫なのかもしれないなって思えたことで一旦不安は大丈夫かな、と。


西澤:インプットとアウトプットを繰り返せば大丈夫だ、と思えたことが不安を和らげてくれたんですね。

林田さん:そうですね。加えて、コノテほどあり方を基準にして日常全てを切り取らせてくれる場所ってないなと思っているんです。

もちろんコノテの売り上げは大事なんですけど、その上でさっき山田さんが言っていたように人間であることをやめずに済む、人間であることを最優先に考えて働ける場所ってそんなにないと思っています。


西澤:確かにここまで徹底して、おっしゃっているところはなかなかない気がしますね。

林田さん:「人間のまま強くなることを諦めないでいるために」みたいなところですね。僕が僕のまま強くなることをやっている人ってなかなかいないと思うので。


西澤:ここまではスキル面の不安に対してだったと思うんですけど、周りの人に理解されるか?と言う不安についてはどうだったんでしょうか?

林田さん:noteを書いて、公開前に恐る恐るいろんな人に送ってみました(笑)一番お世話になっていた教授に送ったりもして。そうしたら、すごく暖かいメッセージが返ってきたんです。それこそさっきの話と繋がるんですけど、僕が僕であるために生きようと思った結果がコノテで働くと言うことだった。僕がそう思うし、僕をよく知る人たちがそう言ってくれるんだから間違いないよなって思いましたね。


西澤:noteの一番最後のところにもたくさんの温かいメッセージがあって、それとも繋がっているんだろうなと思いながら聞いていました。

林田さん:僕の友人自慢ですね(笑)

◎林田さんの周りに温かい方が多いのは、林田さんが温かいからだな〜と感じていました!


これからの挑戦は、「場を作り続ける」こと。

西澤:これから先こういう風に働きたい・挑戦していきたいと思うことは、やっぱり先ほど話されていた「あり方と向き合う」ことですか?

林田さん:それは大前提としてありますね。

僕はコーリング思想で、神のようなものに生きる使命が与えられているって考えているんです。僕がこの世にいると言うことは何かしらの使命を持ってこの世にいるはずなので、僕が死んだ時に残すもの・残るものってなんだろうって考えることが多いです。

僕の場合は、それが場を作り続けることだと思う。そこには結構な確信があるんです。あなたと私を切り分けすぎずに「共にあり共に創る」をただ安心してできる場所をどれだけ作れるかだと思ってるんですね。それに対してできることはなんだろうな〜と言うことはすごく考えています。

いいやつがいいやつのままでいられる場所を作りたい、ただ創ることを楽しめる世界線や、その人のありたい姿が否定されないような一人ひとりにとっての最善の場を作りたいと思います。

◎林田さんの想い


西澤:今日お二方の話を聞いてこれだけ自分のあり方と向き合っているからこそ、これだけ自分以外の周りにいる人たちのことまで暖かく考えられるんだろうなと思いました。

林田さん:ありがとうございます。

西澤:記事を書く前なんですけど、現時点で私が一番役得な気がしてきました!

林田さん:それは何よりです(笑)


解像度を上げる手段としてのインターン。

西澤:最後に、学生生活で様々な経験をされてきた林田さんから見て、長期インターンはどんな方におすすめかお聞きしたいです。

林田さん:前提として正直What(何をするか)は最終なんでもいいと思っています。全員が長期インターンしろとも、団体作れとも、起業しろとも思いません。ただ、なんとなく遊ぶのは一番勿体無いなって思ってます。同様になんとなく真面目っぽいことするのも勿体無いと思います。

貴重な大学の4年間でああいうことしてたよね、ああいう思いがあったよね、ということを語れるようなイメージが持てれば何でもいいと思っています。

その前提で、「社会人になったらどうなるんだろう」みたいなことを少しでも考えている人はすぐにでも長期インターンをやったほうがいいと思います。


西澤:社会人になった時の自分が想像できない!と思っている人っていうことですかね?

林田さん:「大学は遊び切るんだ!社会とか働くとか関係ない!」「大学は学び切るから、働くことはその時考える!」と思っている人はそれをやったほうがいい。

でも少しでも働くことを考えている人や、自分が社会人になった時のことをなんとなくでも考えている人は、全員やるといいのではないかと思っています。


西澤:それはどうしてでしょうか?

林田さん:「働く」ということに対する解像度は、働いてみないと上がらないと思うからです。もっと広義で行くと、何かを創るということの解像度は何かを創ってみないと上がらない。やってないのに自己分析しようとする人がいるんですけど、やってないのにやりたいことはわからないと思うんですよね。考える前になるべく多くのデータをためたほうがいいと思います。

あと、働くことに対してネガティブイメージを持っている人も多いと思うんですけど、生きたいように働いている大人っていっぱいいるじゃないですか。そう人たちに触れておくことも大事だと思っています。

西澤:確かにインターンをする中で、そういった大人との出会いはたくさんありますね。

林田さん:自分をすごく信じることができて、頑張れる人はいいんです。でもそうではない人たちはイメージを持っておかないと、不安になってしまう。自分の理想の生き方ができるんだなって感覚を持てるかどうかって重要だと思うんですよね。みんなきっと出会えないからそれを諦めていく。

それはインターンだとよりできる可能性があがると思っています。イベントや本で見ることもできると思うんですけど、それはやっぱりデフォルメされて切り取られた情報です。普通に流れている無意識のその人のあり方を含めて、日常で見ることができるのは一緒に働くことや一緒に生活をすることだと思いますね。シェアハウスとかで一緒に暮らすか、共に働くかでしかたまらないデータだと思うので。


西澤:働くことや、自分のやりたいことを考える前にデータを集める手段としてインターンを活用する、ということですね。

最後にこれからどんな学生とコノテで一緒に働きたいか、を山田さんにお聞きしたいです。

山田さん:難しいな〜。基本的には僕が普段noteに書いているようなことが、少しでも心に残る・気になると思う人がいいなあとは思っています。

一方で、兵隊!みたいな人が来てくれても面白いと思う。「ビラ一万枚配ってきます!」みたいな人に会いたい気持ちはありますね(笑)

西澤:今の雰囲気に合う人に限らないということですね…!

山田さん:そうですね。優しいというか、人と向き合えるっていうのが一番大事で。あとは、自分のあり方に常に疑問と確信を繰り返している人が好きです。悩むけど、これでいいんだ!でも悩む……みたいな人が好きです!



改めて、密度濃いお話をしていただき、非常に面白かったです。

山田さん、林田さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!


編集後記

はじまりからおわりまで、やわらかい雰囲気のなかで、インタビューをさせていただきました。会話する中で「あり方と向き合っているがゆえの温かさ」を感じていました。コノテさんの「相手のことを考える雰囲気」は、ここから生まれているのかもしれません。コノテさんでは一緒に働くインターン生を募集しているので、興味のある方はぜひCOMPUSから応募してみてください!インターン生との関わり方を模索している企業の皆様もぜひ一度ご連絡いただければと思います。


改めてコノテの山田さん、林田さん、ありがとうございました!


山田さん・林田さんもnoteで「インターン生から執行役員に」という文脈でnoteを出しておられるので、ぜひ読んでいただければと思います。

自分のすべてで世界を創造する感覚を。株式会社コノテの執行役員に就任することにしました。

本気で考えて、インターン生から執行役員になってもらいました。


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